「しゃらくさい、おどき！」「え、何すんの、え？！？！」て感じで。年寄りにはこたえるね、とか言っておきながら、戦闘が長引くと（面倒になると）容赦なく魔法を使ってほしいです。モンスター、時々前衛組もろともをふっとばしてほしい。

私が描くウネにはモデルがいます・・・というより、ウネを描いていたら自然と思い出す女性がいます。彼女が亡くなりました。

正直高齢でしたので、もし彼女がいなくなったら悲しいだろなあと想像して涙ぐむこともありました。縁起でもないけどね。が、いざその時が来るとね。涙とかはでなくて、ただもう一度でいいから会いたいなあと思います。彼女に限らず、親しい人が亡くなるとそう思ってしまいますね。でも、会えたらきっと、もう一度、もう一度と求め続けてしまうのでしょうな。かえって悲しいことになる気もする。

彼女のお棺に花を納めるときだけ、めっちゃ泣きました。我ながらなんであんな涙出たんだろうって思う。感情の決壊かな・・・悲しいとかよりも、感謝でした。ただただ、ありがとうと言っていた。本当に良くしてくれて、いろいろなものをいただきました。彼女と出会えたことで、めっちゃ人生楽しくなった。生前も、言葉にして伝えてはいたつもりだけれど、それでもやはり足りない気がしてね。好きでしたね。

あと、田辺聖子さんがなくなりました。こちらも大好きな作家さんでね。好きな作品はいくつもありますが、「九時まで待って」と「薔薇の雨」を、特に読み返すことが多いです。この人の描くヒロインが本当に好きですね。男女がすれ違っていく際の、女の人の冷静さとやさしさ、そして男の人の無頓着さ無邪気さの、対比がすごく好きです。この方にも感謝しかない。あんな素敵な作品を作り出してくれたから。

それなりに長く生きると、失う機会が増えますね。ちょっと最近いろいろ続いてて、しょんぼり日記で申し訳ない。とはいえ、失うことを嘆くより、出会えたことに感謝して過ごす今日この頃です。というわけで、大好きな同人作家さんの通販が始まったので早速振り込みしようと思います。今ここで出会えた奇跡は逃さないぜ。うーん・・・彼女にしばかれそうですが終わる。