シャザム見ました

原作知らないけれど、ずっとわくわくして見ることができました!そして迫りくる小ネタたち。顔面が忙しかったわ。ということで以下ネタバレ。

一番印象に残ったのはシヴァナでした。悪役なんですけど、「はじめから悪役として」ヒーローにやっつけられるためのキャラじゃなくて、悪役になってしまった過程がしっかり描かれていたような。

主人公のビリーの内面の描写があんまり無いと思ったんだけど、描写が足りないとは感じなかった。シヴァナの描写はビリーの描写でもあるように思えてね。 ビリーもシヴァナも愛してほしいと強く願っているのにかなわなかったのが心の中にずっとあって、「選ばれなかった」ことにずっと苦しんでいる。重なる部分が大きい二人 だから、神殿?で、ビリーはシヴァナに「わかるよ」と言えたのかなあと。

そのうえでシヴァナと違う道を選んだビリーが、めっちゃまぶしい。ついでに言うと、はじめは「シャザム」のビリーと、普段のビリーのテンションが違い過ぎて、私の中で全然別人物だったのが、ラストに行くにつれ一致していった。ヒーローになっていったわ。まぶしい。何度でも言う。

次点はシャザム兄弟変身したシーンですかね。よかった・・・ひたすらかわいかった・・・。

あとは JLの存在が透けて見えたのが、愛しい。ひいきの引き倒し、色眼鏡のかけすぎなのかもしれない。けど、もはやこの眼鏡外れなくてねえ~。(開き直り)

でもね、JLがみんなのヒーローしてる気配が、すごい自然にあったんですわ。むしろ、助けての声にスーパーマン早くこいやとイライラしたぐらい。(八つ当たり)(いやこれ主人公シャザムやから)

シャザムという映画をないがしろにしてる訳ではなくて、そう感じさせるぐらい舞台の作り方が素敵だった。JLあるあるが、すごいしっくり来た。スーパーマンを撃った弾丸が取引されてる(しかも証明書つき)とか、あるわ。絶対あるわ。えーとそれ日本発送できる?

ラストの食堂ちら見せは、まさにそのものずばりなんですが、なんだか複雑な気分になりました。おまえおったんなら早よ来いや(笑いながら怒る?怒りながら笑う?)とか、シャザムJL入りに関してひと騒動起こりそうとか、カヴィスプのJLでの活躍見てえなとか、あふばっつ!とか。あれ、後でめっちゃバットマンに怒られるやつですよね。子供たちを止めるべきお前が一緒になって何やってるんだ以下略。妄想は続くよどこまでも。

エンディングのアニメも可愛かったなあ。できることならクリスマスに見たかったね。もう完璧やったねきっと。

しょんぼりしたときにおすすめな映画です。いや、元気な時にさらにほっこりしてもいいけど。おすすめです。

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